農家の野菜活用術。
第一弾は、冷蔵庫の余りもの野菜を使った簡単イタリアン。
トマト缶を使ったお手軽トマトソースのレシピをご紹介したいと思います。
- トマト味が大好きだ
- 毎日和食ばかりで飽きてきた
- 冷蔵庫の中に余りものの野菜がある
こんなあなたに、ぴったりのレシピとなっています。
レッツイタリアン。
簡単イタリアンレシピ トマトの煮込みで冷蔵庫の余りもの大掃除
材料は、
- 玉ねぎ
- トマト缶
- お味噌
たったこれだけ、あとはお好みで冷蔵庫に残ってしまっている余りもの野菜を適当にご準備ください。
作り方は、
- 玉ねぎをみじん切りにして炒める
- トマト缶を入れて水分が飛ぶまで煮込む
- 最後にお味噌で味を調えて完成
たったこれだけ。
ニンジンやセロリ、ニンニクなどの香りのよい香味野菜は、玉ねぎと同様にみじん切りして炒めると良いです。
その他の野菜は、また後で使いますので、準備だけしておいてください。
1,基本の玉ねぎとニンジンとセロリを炒めたところ
レシピ1の、玉ねぎをみじん切りにして炒める工程の様子。
ニンジンやセロリ、ニンニクなどの香りのよい香味野菜は、玉ねぎと同様にみじん切りして炒めます。
え?みじん切り?面倒くさいと思ったそこのあなた。
面倒な作業は便利な電化製品に任せちゃえば、さらに簡単に仕上げられますよ。
野菜を炒めるとき、いつも通りサラダ油を使って炒めても良いのですが、エキストラバージンオリーブオイルを使うと、ぐっとイタリアンっぽさがアップします。
また、オリーブオイルには、悪玉コレステロールを抑えてくれる効果や、ビタミンEが豊富に含まれていてとても健康的なので、一家に一つ常備しておくことをお勧めします。
2,トマト缶を入れて水分が飛ぶまで煮込むところ
行程2ではトマト缶を入れて煮込むのですが、水分が飛ぶまで強火で煮込んでいきます。
水分が飛んでくると、煮込んでいるときの音に違いが現れます。
水分がまだ残っているときは、水が沸騰して抜けていくような、フツフツといった感じの音が、
水分が十分に抜けてきたときは、油が爆ぜているるような、パチパチといった感じの音がしてくるので、参考にしてみてください。
写真のように、木べらなどでトマトソースを切ってみたときにトマトソースが戻ってこず、鍋底が見えるようになってきたら火を止めます。
最後にお味噌で味を調えて、簡単トマトソースの完成です。
本場イタリアではアンチョビやケッパー、塩や砂糖を加えて味を調えるのですが、そこは我々日本人。
八百万の神様に、クリスマスと正月を合わせて楽しむことが出来る、和洋折衷のプロ集団。
西洋文化の素晴らしさに敬意を払いつつ、自国特有の文化をミックスさせることにおいては、世界有数の先進国です。
イタリアのパスタやパンに代表される小麦文化を尊重するために、今回は麦みそを合わせてみました。
麦みそは、味噌の中でも香りが甘くマイルドで、イタリア料理を邪魔しにくくピッタリなんじゃないかなと思い、選択しました。
もちろん、ご自宅にある他のお味噌でも代用可能です。
出来上がったトマトソースはそのままパスタやライスにかけて召し上がったり、冷凍保存しておいてお弁当に入れたり、ご飯を作る気力のない日の非常食としても大活躍です。
最後にお鍋にご注目!ここから大掃除の始まりです。
さて、トマトソースを作り終わったら、使用後の鍋肌にご注目ください。
トマトソースや、野菜のコゲ付きが気になりませんか?
そんな時は、賢く美味しく美しく。
水と、まだまだ冷蔵庫に余った乗り物野菜を一口大に切って、スープを作ってしまいましょう。
題して、「冷蔵庫とお鍋を大掃除!簡単片手間ミネストローネ」です。
そんな感じで、簡単に煮込んだ姿がこちら。
ジャジャン!
我ながら、結構いい感じに仕上がったんじゃないかなと思います。
鍋肌に残ったソースが少なくて味が決まらない場合は、最初に作ったトマトソースやお味噌を適当に追加してみてください。
仕上げに、エキストラバージンオリーブオイルや粉チーズや胡椒をパラパラと振りかけて完成です。
今回私は余りもの野菜として、半端に残ってしまった小松菜やブロッコリー、スーパーで偶然見つけたお勤め品のマッシュルーム等。仕上げにフライしたニンニクをトッピングしてみました。
Buono! (ブォーノ)
玉ねぎとトマト缶、お味噌があれば、だれでも簡単にイタリア料理を楽しめます。
是非一度挑戦してみてくださいね。
料理の手間を大幅カットしてくれる便利調理器のチェックもお忘れなく。
玉ねぎが目にしみて涙を流したり、指を怪我したりする危険とも、サヨナラしちゃいましょう。
もっとイタリア料理を楽しみたいときは、こちらのレシピ本が、とってもわかりやすくておススメです。