畑の様子

ありのファーム2022年11月の畑 夏野菜が終わりを迎え冬野菜が育ち始める

2022年11月のありのファームの畑の様子です。

11月。暦の上では冬の季節ですが、上旬から中旬まではまだまだ暖かい日が続き、夏野菜たちも元気に育っていました。

ですが月の中頃からは冷たい雨が降ることも多くなり、朝晩の冷え込みが冬の訪れを感じます。これまで元気だった夏野菜たちも冬野菜へとバトンをつなぐ姿が見られるようになりました。

植物の生長するスピードはゆっくりで、まだまだ夏の日差しが厳しい頃から育て始めていた苗たち。11月に入り日差しが和らいできたこともあり、ほとんどの冬野菜の苗を畑に移植することができました。

これからますます寒い時期に入りますが、寒さにつよい野菜たちがより一層元気に育ってくれるように思います。

夏の野菜トマトから冬の野菜ブロッコリーへ

夏真っ盛りから11月まで長く元気に育ってくれていたトマトですが、最近の冷たい雨が答えたようでいまいち元気がなくなってきているように思います。

草かと思えば、日差しの厳しい季節の間トマトの日陰に植えて快適に過ごしていたブロッコリーが、この時期になって一気に大きく成長してきたようです。

夏野菜から冬野菜へと、畑の命のバトンをつないでくれているようでうれしく思います。

オクラの株元でも野菜が元気に育っている

こちらはオクラが育って日陰を作っていた場所に植えたブロッコリーです。

秋冬野菜のキャベツやブロッコリーなどの野菜は、夏の日差しの厳しい季節から育て始めないと、冬の収穫に間に合いません。

ですが、本来は寒い季節の野菜なので、夏の間はほかの植物の力を借りて、夏を乗り越えなくてはなりません。

これもまたコンパニオンプランツの形。

同時に植えるのではなく、リレー栽培で次に植える野菜の生長を助けてくれました。

玉ねぎも順調に育っています

年中スーパーなどで販売されている玉ねぎ。この時期に育て、乾燥させて貯蔵することで一年中楽しむことができます。

初めのうちは、普通のネギと見分けがつかない姿でしたが、近頃はすっかり玉ねぎらしいふっくらした姿に育ってくれています。

間引きすると、葉ネギとしても楽しめそうです。

雑草もすっかり冬の装いです

こちらはニンニクの様子。

夏に元気いっぱいだったイネ科の雑草やツユクサなどの雑草はすっかり姿を見せなくなり、代わりに冬から春に旺盛に育つ雑草の姿が見られるようになりました。

ニンニクと一緒に映っている桃色小花の雑草がシソ科のホトケノザ、白い小花の雑草がキク科のハキダメギクです。

どちらも肥沃な土地に生える雑草なので、これからのニンニクの成長に期待が持てます。

ホトケノザ 畑に生えた春の七草じゃない方の雑草は良い土の印畑に生えた、ピンク色の花を咲かせる冬寒い時期の雑草の名前を調べてみると、シソ科のホトケノザという名前だということがわかりました。 ...
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のっち
のっち
私は、鹿児島県志布志市にある畑で営農している個人農家です。 無農薬、無肥料、不耕起、無除草栽培で、安心安全で美味しい野菜は当たり前、環境にも優しい農業を目指しています。