野菜と健康

顔の口元が粉ふき状態 加齢と乾燥と感染対策の3Kが原因?

最近になって顔が粉ふき状態になってしまうようになりました。

冬が終わって暖かくなって乾燥しやすくなったのと、加齢によるターンオーバーの鈍化、そして感染症対策でしているマスクの着脱によって、肌トラブルが起きてしまったのではないかと考えています。

顔の皮膚がめくれて、白っぽく粉を吹きかけたような状態になったときには、とにかく保湿と生活習慣を見直すことが大切です。

  • 良質な睡眠
  • 適度な運動
  • 健康的な食事
  • 保湿のためのスキンケア

この4つについて考えていきたいと思います。

顔の口元が粉ふき状態なのは加齢と乾燥と感染対策の3Kが原因?

私たちの皮膚は、毎日のように新しく作り替えられており、一番表面の皮膚が古くなって剥がれ落ちて、したから新しい肌がでてくるというサイクルで回っています。

この肌が新しくなることをターンオーバーと言い、若い20台のうちは、だいたい4週間ほどで古い肌が新しいものへと変わっていっています。

しかし、加齢により年齢を重ねると、このターンオーバーのスピードが徐々に遅くなっていくため、新しい肌の準備が間に合わず、古く傷んでしまった肌がそのまま残り続けてしまいます。

このため、ダメージや感想が蓄積していき、白く粉を吹いたような状態になってしまうんだそう。

このターンオーバーのスピードを守り、肌を健康的な状態に維持するために必要なのが、

  • 良質な睡眠
  • 適度な運動
  • 健康的な食事
  • 保湿のためのスキンケア

この4つなのです。

良質な睡眠

私たちの体は、睡眠中に新しい細胞を作り、肌や体の機能を維持しています。

そのため、いつまでも健康的で若々しい肌をキープするには、良質な睡眠が必要不可欠です。

今までは、ゴールデンタイムと呼ばれる、夜22時から翌2時までの睡眠時間が大切だと言われていましたが、最近の研究では睡眠初期の深い眠りの質が大切だと考えられています。

ベッドに入り、サッと深い眠りにつくためには、寝る直前までスマートフォンをいじっていたり、熱いお湯のお風呂につかったり、コーヒーやお茶などのカフェインの含まれた飲み物を飲んだり、目や脳を刺激して興奮状態にしては眠りの妨げになってしまいます。

寝る前はスマートフォンやパソコンから離れ、40℃前後のぬるめのお湯にゆっくりつかり、ホットミルクやハーブティーなどの落ち着く暖かい飲み物をのんだりして、ゆったりリラックスした気分で眠りにつくのが大切です。

適度な運動

適度な運動も、肌トラブルにはとても大切。

良質な睡眠をとるためにも、適度な疲労感は大きく役立ちます。

そして、美容と健康の大敵であるストレスも、運動によって軽減できます。

さらに、日中に日光を浴びたり、運動を完了したときに感じる達成感、こうしたポジティブな感情は貴方の幸福感を増加させ、生活の質もあげてくれるのです。

また、ダイエットにも良いですよ。

健康的な食事

私たち人間の体は、食べたもので作られています。

肌というのは、体の中でももっとも外側にあるため、どうしても栄養の供給が後回しにされがちになっています。

そのため、不健康な食事を続けていると、真っ先に影響が出てしまうのも肌ということになるのです。

肌トラブルには、肌の材料となるたんぱく質や、正常なターンオーバーを整えたり美肌の助けになるビタミンとミネラルが豊富に含まれた、栄養バランスの取れた健康的な食事が大切。

化粧品や医薬品を使うよりも安価で、体の内側からあなたの肌に働きかけることが出来るので、コスメやサプリに頼るよりもまず、食生活を見直してみてください。

低カロリーでたんぱく質が豊富な魚や鶏むね肉にマメ類、栄養価が高くバランスもとれているブロッコリーやカボチャなどの色の濃い緑黄色野菜を、積極的にメニューに取り入れてみてください。

保湿のためのスキンケア

睡眠と、食事と、運動と。

生活習慣を見直してみて、最後に試してもらいたいのが、保湿を重点的に補うスキンケア。

洗顔は、し過ぎもしなさすぎも、肌トラブルには大敵です。

感染症が蔓延している時期は、マスクの着脱によっても肌トラブルが多くなるそう。

マスクの着脱によって摩擦ストレスがかかってしまったり、マスクによって呼吸が内側にこもった状態でマスクを外すと肌が急激に乾燥して荒れやすくなったり、特に口元はもともと顔の皮膚が薄く乾燥しやすいのもあり、肌トラブルが多いのです。

対策としては、マスクを外した後にサッと水洗いしてから、クリームやワセリンで肌に蓋をするように保湿ケアするのを試してみてください。

ABOUT ME
のっち
のっち
私は、鹿児島県志布志市にある畑で営農している個人農家です。 無農薬、無肥料、不耕起、無除草栽培で、安心安全で美味しい野菜は当たり前、環境にも優しい農業を目指しています。