飽食の現代社会。
多くの人がダイエットに興味関心をもつ時代になってきました。
そんな今の食生活の中で、美しく健康的な体を手に入れるために、是非ともおススメしたいのがアブラナ科の野菜たちです。
- たんぱく質が豊富に含まれている
- 悪玉コレステロールを抑えてくれる成分が含まれている
- ダイエットの強い味方のビタミン類が豊富
こうした特徴をもつアブラナ科の野菜たちの中でも、特にブロッコリーは栄養価の高さから野菜の王様と呼ばれています。
ダイエットで美しく健康になるにはアブラナ科の野菜を食べよう
アブラナ科の野菜と言えば、野菜の王様であるブロッコリーのほかに、
- キャベツ
- カリフラワー
- チンゲンサイ
- ケール
- カブ
- 菜の花
といった種類の野菜があります。
これらのアブラナ科の野菜たちの特徴として、低カロリーなのに豊富な食物繊維と、野菜の中では高いたんぱく質量、様々なビタミンミネラル類が含まれていることがあります。
また、大根などのアブラナ科特有の辛み成分としてイソチオシアネートが含まれており、高い健康効果が期待できます。
野菜の王様ブロッコリーはたんぱく質が豊富でダイエットの強い味方
ダイエットとは、食事の質や量を制限したり、適度な運動を取り入れたりして、理想的な体重を目指すことを言います。
ダイエットを実践するときに気になるのが、食事の制限や適度な運動によっておこる栄養不足。
食事による摂取カロリーは抑えたいけれど、必要な栄養はしっかりと取りたいですよね。
そんな時には、低カロリーで食物繊維が豊富なのに、体つくり欠かせないたんぱく質を野菜のなかでは多く含む、野菜の王様ブロッコリーが最もおススメしたい野菜です。
アブラナ科の野菜特有の悪玉コレステロールを抑えてくれる成分
キャベツやブロッコリーに代表されるアブラナ科の野菜には、SMCSと呼ばれるアミノ酸が含まれています。
このSMCSは、S-メチルシステインスルホキシドという名前の天然アミノ酸の一種。
アブラナ科野菜に含まれるSMCSが、悪玉コレステロールを下げる作用があることが最近分かってきたのです。
コレステロール値が気になる場合は、脂肪分を抑えた料理に、キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜を、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ダイエットの強い味方のビタミン類が豊富
アブラナ科の野菜には、豊富なビタミンが含まれています。
特にビタミンCの含有量が多く、コラーゲンを作る助けになってくれたり、免疫力の向上が期待出来たりと、美容だけでなくあなたの健康をサポートしてくれます。
また、キャベツにはビタミンUという、食べたものの消化吸収を助けてくれるビタミンが含まれています。
キャベジンという名前で呼ばれており、胃腸薬の名前でも広く知られています。
ファイトケミカルという名前を聞いたことがありますでしょうか。
ファイトケミカルとは、野菜が紫外線や害虫から身を守るために備えている、色素や香り成分のことを言います。
菜の花や大根などにみられる、独特の辛み成分もファイトケミカルの一種で、イソチオシアネートと呼ばれています。
このイソチオシアネート、強い抗酸化力を持っており、炎症やアレルギーを抑制し、さらにはガン予防成分としても注目されています。
イソチオシアネートは、アブラナ科の野菜の蕾に多く含まれており、スーパーや直売所で菜の花を見かけたら、是非ともメニューに取り入れてもらいたい野菜です。