気温がぐっと下がってくると、おでんやお鍋の恋しい季節です。
おでんやお鍋の人気具材の大根ですが、美味しい新鮮な大根の見分け方をご紹介したいと思います。
- 葉がついているものを選ぶ
- 表面が白くて艶がありスラッと真っすぐに伸びたものを選ぶ
- ずっしりと重く表面が固いものを選ぶ
この3つのポイントについて注意して大根を選ぶと、良い大根を手に入れることができるようになりますよ。
大根の見分け方 美味しい新鮮な大根は白く艶がありスラッと真っすぐ伸びている
寒い季節に大活躍の野菜、大根。
スーパーやデパートで売られているのは、葉っぱが切り落とされた状態であることが多いのですが、できれば葉っぱ付きのものを買うようにしてみてください。
葉っぱには、大根の白い部分よりも豊富に栄養が含まれていて、健康と美容にとっても良いからです。
ですが葉付きのまま買った後は、注意が必要。
葉を付けたままにすると水分が蒸発してしまい、白い根の部分が干からびてしまい、大根の味が損なわれてしまうからです。
逆に言えば、葉付きのまま売られている大根は、畑で収穫してから日が浅い、鮮度に自信のある野菜であるという証明にもなります。
大根は葉がついているものを買う
大根の葉は、栄養価に富んでいることもそうなのですが、大根の鮮度と美味しさのバロメーターの役割も持っています。
葉が緑色で黄色く変色したり、水分が失われて干からびていたりしない、鮮度の良いものを選ぶようにしてください。
また、大根の葉が途中でカットされている場合は、葉の付いた茎の断面に注目。
この茎の内部に空洞がやスが入っている場合は、大根にスが入っている可能性が高くなります。
ス自体は食べても問題ありませんが、特有の食感が苦手という方も多いので、気になる場合は避けるほうが無難です。
大根のスは、水分不足や気温が高くなると入りやすくなってしまいます。
なので、春先の大根には、良くスがはいっていたりします。
さらに、葉の断面の鮮度にも注目してみてください。
鮮度が良いものは、葉が切り落とされてから、それほど時間が経過していないので、表面に潤いがみられます。
逆に、あまり状態の良く無い大根は、葉の切り込みが干からびていたり、黄色く変色してしまっていたりします。
表面が白くて艶がありスッと真っすぐに伸びたものを選ぶ
鮮度が良い野菜は、水分量が多く、細胞のなかにしっかりと水分が蓄えられているので、見た目にも艶があります。
なので良い大根は、表面が白く艶があるのが特徴。
また、スッと真っすぐに伸びている大根を選ぶのも大切です。
畑の土が、ふかふかで柔らかく、栄養豊富な場合、根がどんどん下に伸びていこうとするので、自然とスッと真っすぐな根の形になるんです。
逆に、土が固くて、肥沃ではない畑で育ったものは、曲がってしまったり、ずんぐりむっくりな太い大根になってしまう傾向にあります。
基本は少しふっくらとした大根を選ぶのが、良く育っている大根を選ぶためのポイントです。
ですが、あえて真っすぐにスラッとした大根を選ぶことで、繊維がきめ細かいので食感がよく、薄い味付けの料理の場合には美味しく感じられます。
表面についたひげ根にも注目してみてください。
ひげ根が黒く変色していたり、ひげ根の生えているところが不規則であるものは、避けたほうが無難です。
ひげ根が白く、ひげ根の並びや間隔が均等で少な目のものが、甘みの強い美味しい大根のしるしです。
ずっしりと重く表面が固いものを選ぶ
新鮮な大根は、水分量が多く、細胞がピンと張っている状態なので、持ってみるとずっしりと重く感じられます。
また、水分がしっかり入っているのでハリがあるため、表面も硬いです。
鮮度が落ちて、乾燥してくると、中の水分がどんどん失われていくので、持ってみても軽く感じるようになります。
以上、大根の見分け方 美味しい新鮮な大根は白く艶がありスラッと真っすぐ についてご紹介してきました。
良い大根を見分けるポイントは3つ。
- 葉がついているものを選ぶ
- 表面が白くて艶がありスラッと真っすぐに伸びたものを選ぶ
- ずっしりと重く表面が固いものを選ぶ
です。
最近のスーパーの野菜売り場では、なかなか葉付きの大根を見ることが減ってきました。
ですが、よく目を凝らしてみてみると、葉や茎の断面や、白い大根の表面から、いろいろな情報を知ることができます。
ぜひ、あなたのお買い物に、お役立てください。