黒酢の名産地と言えば、鹿児島県霧島市にある福山町。
日本広しといえども、200年以上受け継がれている醸造法「かめ壺仕込み」で黒酢を作り続けているのは、福山町だけ。
黒酢の里と呼ばれているのも納得です。
ですが、近くに住んでいればいいのですが、福山町から遠く離れた場所に住んでいると、なかなか本場の黒酢を手に入れることって難しいんですよね。
そこで今回紹介したいのが、インターネット通販で購入できる、お取り寄せ可能な福山黒酢の3つの銘柄です。
昔ながらの玄米と地下水を使い、屋外にて1年以上もの期間をかけて発酵と熟成を行った黒酢は、コクと香りと旨味が違います。
一度味わってしまったら、その魅力に取りつかれること請け合いですよ。
美容と健康にも良い、美味しい黒酢で綺麗に元気に暮らしましょ。
通販でお取り寄せできる鹿児島黒酢おススメ銘柄3選
黒酢はとっても健康にいいんです。
それは普通の酢が白米を原料に作られるのに対して、黒酢は玄米を原料に作られているから。
玄米から白米に精米される過程でそぎ落とされる米ぬかには、ビタミンやミネラルやアミノ酸といった、美容と健康にうれしい成分がたっぷり詰まっているんですよね。
なので、玄米のまま発酵と熟成をさせて作られた黒酢は、普通の酢に比べて栄養豊富で健康にも良いんです。
でも普通の酢に比べて、黒酢は癖がとっても強いのが最大のデメリット。
玄米よりも白米のほうが、癖がなくて美味しいじゃないですか。
お酢も同じで、黒酢のほうが臭いや雑味が強くて、使いづらいんですよね。。。
そこで大事なのが、発酵と熟成。
黒酢の里、鹿児島県霧島市にある福山町では、伝統のかめ壺仕込みで1年以上の期間をかけてじっくり熟成させるから、コクと香りと旨味が濃厚なとっても美味しい黒酢が出来上がるんです。
黒酢はちょっと苦手という方でも、美味しいと喜んでもらえる黒酢。
それが、鹿児島県霧島市福山町にある黒酢の里で作られた、黒酢なのです。
桷志田有機三年熟成は有機農産物JAS規格の認証を受けた高級黒酢
まず1番にご紹介したいのが、桷志田(かくいだ)の黒酢です。
こちらの黒酢は、有機農産物JAS規格の認証を受けており、原材料の玄米はもちろん麴にも大変こだわって作られた黒酢です。
国産の有機玄米と、有機玄米から造った麹と、福山町の名水を使用し、3年もの長い熟成期間をかけることで、他とは一線を画した味わいの黒酢として完成されました。
有機農産物JAS規格の認証を受けている、自然環境にも配慮して作られた黒酢ということで、だれに紹介しても喜んでもらえる逸品といえます。
難点としましては、材料はもちろん製法にも手間暇が存分にかけられているため、お値段が張ってしまうという点。
普段使いには、ちょっと贅沢かなという印象があります。
それだけに、ハレの日のご馳走や、ご贈答用には、こちらの桷志田黒酢がイチオシです。
福山酢醸造玄米黒酢は普段使いにぴったりのコスパ重視黒酢
黒酢にそこまでお金をかけるのは難しいかな、というときにおススメしたいのが福山酢醸造の玄米黒酢です。
こちらの黒酢が、他の本格黒酢に比べてお値段が低めに設定されているのは、熟成期間が1年と短いから。
黒酢は、その熟成期間が長くなればなるほど管理が難しくなり、それに伴ってお値段もどんどん高くなっていく傾向にあります。
そこで福山酢醸造の玄米黒酢は、熟成期間を1年間と短めに設定することでコストを抑えつつも、しっかりとした品質の黒酢を楽しんでもらえるようにと、この製品を開発したんだそう。
程よい酸味と黒酢の風味、アミノ酸豊富で旨味もバッチリ、それでいてリーズナブルな黒酢は、コストパフォーマンスに優れた普段使いにぴったりの黒酢といえます。
くろず屋純玄米黒酢は健康意識の高いあなたにぴったりの黒酢
黒酢を健康のために始めたいという時にぴったりの黒酢が、くろず屋の純玄米黒酢です。
こちらの黒酢は熟成期間が1~2年で、黒酢のグレードとしてはちょうど真ん中くらいの価格帯の黒酢。
くろず屋では1年に1~2回、医学博士を招いて純玄米黒酢や健康に関しての勉強会を開いています。
他にも、鹿児島大学や大阪大学などと共同で、黒酢の健康効果について研究もしているということで、健康志向の強いお客さんが多いイメージ。
健康のために黒酢を始めてみたいなら、くろず屋の黒酢を選んでみてはいかがでしょうか。
以上、通販でお取り寄せできる鹿児島黒酢おすすめ銘柄3選についてご紹介してきました。
- 贈り物や特別な日には桷志田有機三年熟成
- お買い得な普段使いには福山酢醸造玄米黒酢
- 健康を気遣うならくろず屋純玄米黒酢
あなたにぴったりの黒酢選びの参考になりましたらうれしく思います。
黒酢は、熟成期間が長くなればなるほど管理が難しくなり、廃棄をする量も多くなり、その希少価値がどんどん上がっていく特性があります。
しかし、熟成期間が長くなればなるほどアミノ酸の量が増えていき、旨味だけでなく芳醇な香りとまろやかな口当たりの極上の黒酢に仕上がっていくのです。
10年もの歳月をかけて熟成させた黒酢は、それはそれは高級な品へとなるのもうなずけますね。