農家になりたいと考えているけれど、こんな悩みを抱えていませんか?
- 新規就農してみたいがどうしたらいいかわからない
- 農地を借りるのが大変だと聞いて躊躇っている
- 野菜の栽培技術をしっかり専門的に学びたい
- 農業をビジネスとして経営していけるのか不安
- ピーマンが大好きで育ててみたい
- とにかく農家になりたい!
そんなときは、鹿児島県志布志市農業公社の農業研修を受けると、新規就農に立ちふさがる課題をクリアする方法が学べます。
参加条件は6つ。
- 農業に対する固い意志と意欲のある農業後継者、もしくは新規就農希望者であること
- 研修終了後、志布志市内に居住し就農できること
- 原則として夫婦での就農であること
- おおむね45歳未満であること
- 自己資金を500万円以上有していること
- 心身ともに健康であること
条件に当てはまるなら、志布志市で農業研修を受けることが可能です。
詳しくは公式サイトでご確認ください。
新規就農するなら志布志が絶対おススメ!志布志市農業公社の農業研修注目ポイント
新規就農を検討しているけれど、なかなか思うように進まないと悩んでいるなら、志布志市での就農を検討してみてはいかがでしょうか。
志布志市農業公社の農業研修は2年間。
栽培する野菜は、ピーマン。
サポートが手厚く、就農実績も豊富です。
お試し移住体験ツアーなども開催されており、いきなり鹿児島県志布志市に移り住むのはハードルが高い、と迷っている場合でも志布志の空気を体験することが可能です。
- 1年目はお金をもらいながら研修を受けられる
- 新規就農者を実現した実績が豊富
- ピーマン専門部会からピーマンについて学べる
- 栽培技術のほか農業経営について学べる
- 補助金制度など補助事業申請について学べる
- 農地を斡旋してもらえる
これだけのメリットをそろえ、新規就農を目指す未来の農家である、あなたのスタートをサポートしてくれます。
1年目は月25万を受け取りながら研修を受けられる
志布志市農業公社の農業研修の1番の注目ポイントは、2年間ある研修期間のうち、はじめの1年はお金を受け取りながら学べるところです。
他の地域の農業研修は、募集要項に農業関係の大学を卒業していることを条件にしていたり、研修自体に受講料金がかかる場合が多く、研修を受けるだけで多額の費用が必要になります。
ですが、志布志市で就農を検討している場合は、研修にかかる費用を農業次世代人材投資資金という制度と合わせて、免除してくれるうえに手当てを受け取ることが出来るのです。
これだけでも、他の地域にない大きなアドバンテージと言えます。
ただし、自己資金は絶対に必要です。
研修期間は2年間。
初年度は手当てがでますが、2年目は出ません。
2年目は、独立経営方式といってサポートを受けながらではありますが、自分で実際に農家として経営していくことになります。
そのときに軽トラックや、薬剤散布に使用する機材の購入費、ピーマンの収穫までの無収入期間の生活費などの関係で、500万円程度の資金の確保が参加条件に課されています。
500万円程度の資金についての内訳は、
家族が7か月暮らしていける資金+野菜栽培にかかる資金(140万円程度)=500万円
といった感じです。
就農実績が豊富にあるから安心できる
かずある農業研修のなかでも、志布志市農業公社の農業研修は、就農実績が豊富と言えます。
研修生は、自己資金のハードルが少し高めで、毎年6人程度の少数ではありますが、2003年以降の離農がほとんどないという実績を出しています。
研修修了者110人のうち、8人が研修中に辞退、これまでの離農者は17人という統計がでています。
つまり85人の新規就農者の獲得に成功しているという計算。
合格率77%の学習塾だと例えると、かなり優秀な実績ではないでしょうか。(85/110=77%)
新規参入者によるピーマン産地の再興
https://www.alic.go.jp/content/000133089.pdf
しかし、いざ研修が終わって、新規就農にこぎつけたとしても、新規就農者離農率がとても高いという現実が待ち受けています。
農林水産省によれば、新規就農者の3割は生活が安定しないことから5年以内に離農しており、
- 農地の確保
- 資金の確保
- 営農技術習得
について苦労する傾向にあるとのこと。
志布志市農業公社の農業研修は、これらの課題についても対策しており、離農率を低く抑えることができています。
事実、研修修了者110人のうち、8人が研修中に辞退、これまでの離農者は17人ということは、実際に就農したのは102人。
そのうち17人が離農者なので、(17/102=16%)離農率を低く抑えることに成功している計算になります。
このことからも、志布志市農業公社の農業研修は、新規就農におススメの制度と言えます。
(3)担い手の動向 (新規就農者数の推移)
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/h26/h26_h/trend/part1/chap2/c2_1_03.html
農業研修を受ける受講者の統計では、30代が最も多く、県外出身者が4人に3人ということで、若い世代の農業従事者の獲得に成功している事業と言えます。
よその地域では十分なサポートが得られなかったり、農業研修先の体制が不十分だったりで、就農前にあきらめてしまうケースが多く聞かれます。
そんななか、志布志市では手厚いサポートを武器に、農業が抱える高齢化と担い手不足の問題を解決するため、地域ぐるみで活動しているのです。
志布志でなぜピーマンなのか?
さて、新規就農支援で、なぜピーマンなのか?という疑問をお持ちになったのではないでしょうか。
それは、ピーマンが新規就農した農家にとって、とても優れた野菜だから。
- 比較的収穫期間が長い
- 人工授粉やホルモン剤投与などの難しい作業がない
- 野菜の規格による選別が簡単
- 収穫タイミングに悩まない
- 野菜が軽く労働負荷が低い
- 袋詰めなどの梱包の必要がない
このようなメリットがあるので、とても優秀な野菜と言えます。
さらに、鹿児島県志布志市は、国からピーマンの指定産地に認定されています。
指定産地とは、国がピーマンを毎年たくさん作ってくれる地域を指定産地として認定し、ピーマンの価格が著しく下がったときに、安くなった分だけ国が支払うという保証制度です。
なので、志布志市でピーマン農家になると、ある程度の収入を国が保証してくれるため、経営に苦労するリスクが少なくなるのです。
ただし、志布志市から安定してピーマンの生産が出来なくなってしまうと、指定産地の認定をはく奪されてしまうことがあります。
過去に志布志市では、一時期ピーマンの生産量が落ち込んだ時期がありました。
そんな事態を重くみて、ピーマンの指定産地を守るための事業として、志布志市農業公社の農業研修がスタートしたという経緯があります。
国が認める志布志のピーマン農家。
あなたも、そのひとりに加わってみませんか?
参加して就農した先輩の声を聴いてみる
最後に、実際に農業研修を受けて就農した、先輩農家さんのインタビュー記事を紹介して終わりたいと思います。
「かごしま暮らし」というサイトで紹介されている記事で、かごしまで暮らす人の生の声を知ることが出来ますよ。
いじょう、新規就農するなら志布志が絶対おススメ!手厚いサポートで実績豊富な理由についてお話してきました。
新規就農を検討しているけれど、研修先や農地斡旋について心配があるなら、ぜひ検討してもらいたい制度です。
志布志で、あこがれの農家に、なってみませんか?
志布志のピーマン農家では、農薬だけに頼らない農業の推進を進めています。
それでも、環境に配慮した有機農業の推進という観点から見ると、いまいち盛り上がってはいない現状があります。
日本各地には、有機農業をはじめとする自然環境に優しい農業を盛り上げようという地域が散見されます。
環境に優しい農業に興味がある場合は、他の場所での新規就農を視野に入れてみるのも、良いかもしれません。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。