2022年10月のありのファームの畑の様子です。
10月と言えば、秋というイメージなのですが、夏日が連日のように続いてとても暑い日がおおくありました。
そのおかげか夏野菜は依然として元気いっぱいで、8~9月にはパッとしなかったトマトが、ここにきて最盛期を迎えているような勢いで、実をたくさんつけています。
その他にもナスビやオクラなど、夏の果菜類はどれも元気いっぱいで、秋ナスはよく聞きますが、秋オクラ、秋トマトと呼べるほど、たくさん実をつけてくれています。
このまま冬が訪れ、霜が降りてしまうまでは、まだまだ元気に生長してくれるような気がしております。
秋冬野菜の準備も進めています
秋冬野菜の準備として、玉ねぎやジャガイモなどの他、葉物野菜や根菜類などの種も順次撒きはじめています。
その過程ででてくる大根や白菜、ニンジンなどの間引き菜は、自分で野菜を育てている人だけのご馳走。
根菜類の葉は、実はとても高栄養価。若い内は葉も柔らかく、その野菜特有の香りも強くでるため、味よし香よし体によしの3拍子揃った、とっておきの旬野菜でもあるのです。
とくにニンジンの葉は、見た目も繊細で可愛らしく、スープに刻んで入れたり、お肉などのメインディッシュの付け合わせとして添えたり、とても重宝します。
野菜の品種ごとの特徴を活かし長く楽しむ
同じ野菜でも、品種ごとに早く生長するものや遅く生長するもの。生食に向いているものや、長期保存に向いているものなど、特徴がさまざまあります。
そのおかげで野菜の種をまく時期は同じでも、品種によって収穫する時期にずれが生じるため、いろいろな品種を植えることで、長い時期野菜の収穫を楽しむことができます。
10月は稲刈の季節
ありのファームのすぐ隣の畑には、我が家で食べる分だけの小規模な米を育てている水田があり、10月は稲刈りのシーズンです。
今年から、稲作でも自然農のやり方を取り入れてみようという事で、レンゲの種をまいたり麦の種をまいたりしていました。
やはりといいますか、自然農に切り替えてからすぐは、まだ土が十分に育っていなこともあってか、収穫量は例年に比べてだいぶ少なくなってしまいました。
ですが、これから土が徐々に育っていき、稲作の経験を積めば積むほど、うまくお米が作れるようになるのではないかと、期待しています。