テレビや新聞のニュースを見ていると、なんだか気分がふさぎ込んでしまうような内容が多いですよね。
病気が流行ったり、景気が悪くなったり、仕事が大変だったり。
そんなときは、家庭菜園を始めてみてはいかがでしょうか。
家庭菜園を始めると、幸福感が得られ、気分がハッピーになれるんです。
その理由は、幸福を感じる3種類の脳内ホルモンである
- セロトニン
- オキシトシン
- ドーパミン
が家庭菜園を実践することで分泌が促されるからなんです。
家庭菜園を始めるとハッピーになれる 幸福度の上げ方
幸せホルモン、という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
幸せホルモンとは、私たち人間の脳の内部で作られる多くのホルモン物質のうち、体や心に心地よさや安らぎを与えてくれる効果を持つホルモンのことを言います。
- 心を落ち着けてくれる「安心のホルモン」であるセロトニン。
- 幸せを感じることが出来る「親切のホルモン」であるオキシトシン。
- やる気や意欲的になれる「快感のホルモン」であるドーパミン。
これらの三種の幸せホルモンの分泌を、家庭菜園を始めることで、促すことが出来るのです。
家庭菜園を始めるとセロトニンが増加して幸福感が得られる
3種の幸せホルモンのうち、心を落ち着けてくれる安心のホルモンのセロトニン。
このセロトニンは、太陽の光を浴びたり、ウォーキングなどの軽い運動をすることによって増加されるということが知られています。
家庭菜園を始めると、お庭やベランダなど屋外にでて作業する必要があります。
なので、自然と太陽の光を浴びる習慣が出来るため、セロトニンの増加が期待できるのです。
また、セロトニンは美味しいものを食べたり、大豆やアブラナ科の野菜などに含まれている植物性たんぱく質を食べることで増加することも知られています。
家庭菜園で枝豆やブロッコリーなどを育てて収穫し食べることで、セロトニンを増やすことができます。
家庭菜園を始めるとオキシトシンが増加して幸福感が得られる
3種の幸せホルモンのうち、幸せを感じることが出来る親切のホルモンのオキシトシン。
このオキシトシンは、パートナーや家族、ペットとの触れ合いによって増加することがわかっています。
また、親切のホルモンというだけあって、思いやりのある対応を心がけたり、親切にしたり、相手を褒めることで増加します。
家庭菜園はセロトニンを増やすためにも、屋外で行うことをお勧めしています。
屋外で活動する時間が長くなると、しぜんと近所の方との交流も活発になることでしょう。
道行く人に、笑顔で挨拶をするだけで、自然とオキシトシンが増加し、幸福感が得られます。
また、家庭菜園で育てている作物に対しても、笑顔で語りかけることで、なにやらじんわり心が温まってくるものです。
植物に直接話しかけるのが恥ずかしい場合は、心の中で語り掛けるだけで大丈夫。
今日もいい天気だねとか、大きくなったねとか、たくさん実ってくれてありがとうとか、優しく語りかけてみてください。
そうしたほうが、不思議と植物の生長も元気になる気がします。
家庭菜園を始めるとドーパミンが増加して幸福感が得られる
3種の幸せホルモンのうち、やる気や意欲的になれる快感のホルモンのドーパミン。
このドーパミンは、目標を達成したときに増加して、幸福感をもたらしてくれることがわかっています。
家庭菜園では、小さな目標をいくつか設けて、それを達成していくことでドーパミンを増加させることが出来ます。
コツは、本当に小さな目標を、細かく立てていくこと。
いきなり家庭菜園を初めて、たくさん収穫するぞという目標を掲げてしまうと、途中で飽きてしまったり失敗してしまったりで、ドーパミンがうまく出ないことがあります。
なので、本当に本当に小さな目標を立てて、達成し続けることが大切。
例えば、
- プランターを用意する
- プランターに土を入れて種をまく
- プランターに水をあげる
- 家庭菜園の様子を見に行く
- 野菜の種を発芽させる
こんな感じで、え?そんなことで良いの?と思ってしまうくらい小さな目標を立ててみてください。
そして達成出来たら、自分をほめてあげるのです。
ご褒美にデザートを用意しても良いかもしれません。
家庭菜園の様子を見ていくうちに、種から芽が出たり、本葉が出てきたり、葉っぱが増えてきたり、花が咲いたりと、そのたびにドーパミンが増加して幸福感が得られるようになります。
菜園の様子を見るだけでも、幸せな気分になれるのです。
実りをもたらし、収穫が得られ、食卓に美味しい野菜を並べることが出来たなら。
ドーパミンがたくさん出て、家庭菜園なしではいられなくなってしまうかもしれませんよ。